「うどん」でしょ!

こんにちは。桜が咲き始めました。お元気ですか。

桜といえば団子。

でも今日は「うどん」の話です。小生は若い頃からうどんが大好きです。どちらかといえば、軟らかい関西風。「うどん出汁」と呼ばれる昆布といりこ、かつお節のダシと薄味醤油と塩で・・・トッピングは「ネギ」「蒲鉾」「七味」。

食べ方の流儀としては、麺そのものをあまり噛まないで、ほぼ原形のまま喉ごしを楽しむのです。原形のまま・・・というのは、大げさですが、そのような感じですね。

時を経て、関東風のコシのある「うどん」に巡り合いました。昆布のダシは同じですが、厚削りのかつお節と薄削りのかつお節の追い鰹、濃い口しょうゆ。

しっかりとネギをのせます。流儀としては、しっかり噛んで食すこと。これも真においしいのです。天ぷらとも合いますね。

以前、浜松町に弊社の営業所がありました。駅から大門に向かう途中に「讃岐うどん」を食べさせるお店がありました。生姜の味で薄味、麺は茹でたてにこだわっていました。風船のように膨らんだ弾力感。昼などは、辛抱強く並んで食べた記憶があります。

四国の松山には、いりこ(煮干し)でダシをとった美味しい「うどん」があります。これも好きなのです。

どれが一番好きかと聞かれれば。

今は「うどんならば全部好きです」と答えるようにしています。それでは答えになっていない・・と言われても、これが本当の気持ちです。実際に、全国各地にはそれぞれの美味しい「うどん」がありますから、結局は食べなれたものが一番ってことになってしまうのでしょうね。

小生は団塊の世代です。子供の頃の日本はまだ貧しくて、「うどん」や「蕎麦」はわれら庶民にとってぜいたくな外食産業でした。「ラーメン」は、さらにもう一段、上位だったかもしれませんね。

グルテンのお蔭で、今日まで健康でやって来れました。軟らかくても、もっちりとしたコシのある人生を過ごしたいです。 

  額装の㈱アート・コアマエダ(店主)