オランウータンの執着

一昨日、面白い本を読みました。
その中のアフリカの話。

オランウータンや、チンパンジーを捕獲するのに面白い罠があるそうです。
土を固めて小山をつくり そこに手の入る穴を開ける。
その中に彼らが好むバナナや木の実を入れておくとですね、
彼らは、見つけると そこへ手を突っ込みます。
つかむと手が穴から抜けなくなります。
手を離せば抜けて逃げることができるのですが、離そうとしません。
そうやって、白い歯をむいてキャーキャーやっているうちに
頭から網で捕獲されてしまうのだそうです。

ホントかなあ、と思うのですが、これが本当の話だそうです。

やはり 人間には、かなわない。

我ら人間は、笑います。
なぜ手を離さないのか、オランウータンは、と。

しかし、です。
笑う人間にも良く似たところがありまして、
「つかんだものを離そうとしない。(執着の)バナナを握り締めている気がする」
とその著者は、続けます。

それを「苦しみ」の因(もと)と言うそうです。

執着やコダワリから開放された人のことを、日本語では「ほとけ」と呼びました。
幸せの本質は「自由」。
執着から逃れるには、特に努力はいりません。
必死につかんでいるその手を離せばよいのです。
ただ離すだけのこと。

著者の名は、小林正観氏
楽しく読ませていただきました。

頑張らなくてもいい
努力しなくてもいい
無理せず、楽に幸せに生きた方が、人生は得です。 って、

やっぱり人生は楽がいいか。  うーん。
         
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