オリジナル額装②

おはようございます。

ソチオリンピックでは日本選手団の皆さん、お疲れ様です。
大舞台での一発勝負。
スキージャンプでは、沙羅ちゃん・・・。
特に残念です。
でもまだ若い。
そんなに責任を感じなくてもいいんだよ。
次回の健闘に期待をしましょう。

さて「額装」は前回に続きます。

スベスベにするべく塗装が終わりました。
ようやく金箔を貼る作業です。
この部分の処理は百戦錬磨と申しますか、
日常的にやっている工程ですので
個人差もなくスムーズにいきます。

金箔を貼った後は、24時間から36時間の乾燥を待ちます。
乾燥ばかりで気になりますが、この時間は必須です。
その後、再度表面をコーティングをします。

コーティングが乾ききったところで模様の手入れを始めます。
デコレーションにメリハリをつけるためにシャドウもつけます。
そしてコーナーおよび全体に着色。

金箔コーティング
この一連の処理には手が抜けません。
職人の指先と感性だけが頼りです。
大げさですが魂を入れる時でもあります。

最後に作品と比べ見て、
全体にイブシをかけていきます。
徐々に濃くします。
弊社では3種類の方法を使い分けしています。
今回は「たたきイブシ」を採用しました。

そして、その上に最終のコーティングです。
金の光沢は、作品の年齢に応じた鈍い光に変化します。

フレームはこれにて完成となります。

フレームと作品のセットをして
完成は、ご覧のようになりました。

シャガール額装
フレームのメイン作業は弊社の池田が担当させていただきました。
今回もブログへのご訪問ありがとうございました。

          額縁の㈱アート・コアマエダ 店主