円熟のオーラ

素晴らしい人にであった。
その人は痩せ型で長身
白いものが半分の短髪
60代も半ばだろうか
「第二の人生 途中入社かもしれない」
等と勝手に想像するほど 気になる
彼のすべての所作には 無駄がない
接してみれば少ない言葉にも「やさしさ」がこもっていた。

料理人の服装だが料理はしていなかったように思う。
支配人でもない。 (やはり 見習いなのかな~)
大きいテーブルが、9席
すべてにタイミングの良い気配りをしている 「かっこいい人」
マナーを強要するでもなく お客に媚びる様子もない
人間性の円熟は、オーラのように滲み出てくるものなのか
いやーっ 参った。
歩き方までかっこよく見えるから不思議だ。

五月連休 最後の日
久しぶりに夫婦で食事に招待された。
私共には めったにない機会
秋葉原から歩いて5分
全階レストラン
そのビルの10階だったと思う
窓からは 電器街が 一望できた
見晴らしの良いフロアーで鉄板焼きをご馳走になった
美味と楽しい語らいに時間だけは 早回りする
そこであの素晴らしいオーラの人に出会ったのです。
いやーっ 参った。

人生途上、上には上の人が居るものです。