協調とバリリン


連休前のコロナ対策。外出の自粛はつらいですが、我慢です。ここは、お互いに耐えるしかないですね。

こんにちは。

キラキラした小魚の群れが巨大な生物のように動いたりしている姿をご覧になったことありますか。あるいは渡り鳥が、整然と隊形を組んで飛ぶ様子。自然界では、活き残るための協調関係は様々の形があります。生物の進化の一説によると「協力し合う生物は生き残る」とあります。結果として、外敵や自然の驚異から自分たちの集団を守ることになる、と。我々、弱い人類もそうやって生き延びてきたものと思われます。

社会のシステムが整い生活環境にも恵まれてくると協力協調の関係が損なわれ「自分は、例外だ」「一人でも生きて行ける」いう、傲慢さに陥ってしまいがちです。今回の新型ウイルスの蔓延もこのことがすべての人に試されているような気がしてなりません。「これを契機に世界中の人々がもう一段、謙虚な気持ちになれるといいなぁ」なんて思っています。

  
これはアクリル製のボックス。寸法の確認段階から、細心の注意を払いました。大きくて重量がありますから慎重に呼吸をあわせて作品にセットします。スタッフの均衡が崩れると、一瞬で「バリリン!」です。



お陰様で、首尾よく完結。

  額装の㈱アート・コアマエダ(店主)