大小にひるまず

新型ウイルスの情報が、世界中から入ってきました。死者が増えています。緊張します。ウイルスは、無色で微細で目に見えない。せめて匂いでもあれば犬を総動員してコテンパンにやっつけてやるのですが。

こんにちは。

さて、ウイルス騒動の少し前の話です。韓国の画廊経営者さん達とフリートークの機会がありました。雑談のなかで「日本は小さい物を造るのはうまいけども、大きいものは苦手」という話になりました。例えばコンポーネントステレオからウオークマン、ハーフサイズカメラもそうですね。日本人の小型化アイデア。

繊細な技術とその歴史。説得力があり、その日はその話題で盛り上がりました。

小さなものが、得意の日本。では、大きいものは苦手だったのでしょうか?大きい物でも素晴らしい実績が色々あったはず。忘れてはいけません。奈良の東大寺は、当時、世界最大の木造建物でした。金と銅で鋳造された巨大な大仏も然り。これも世界最大です。

出雲大社の高さは、16丈(48メートル)もありました。木造では高さ世界一。どうやって造ったのか不思議でもあります。かなり昔の話では、仁徳天皇陵。これも、巨大。底辺部の大きさは、エジプトのクフ王のピラミッドよりも大きく、秦の始皇帝の墳墓よりも大きかったそうです。



額装も、小さなものから大きなものまで、色々です。幅を広げて真っ向勝負。

スタッフ一同今日も精進しています。

    額装の㈱アート・コアマエダ(店主)