学べば尊し (Ⅱ)

日本全国 燃えるような暑さです。
皆様、お元気でしょうか。
ここは「天国」
と言っても死んだわけではありません。
程々に冷房の効いた我社の事務所にいます。

最近は、仕事の移動に電車を使います。
学校は、もう夏休み。
車両内でも駅でも、子供たちはにぎやかです。
耳をつんざくような甲高い声。
これには時折、軽いめまいをおこします。

そんな中、凄い本を読みました。
数年前に取引先の社長から頂いた本です。

「何か良いアイデアはないか」と人は、アイデアを外に求めます。しかし私は外に求めるのではなく、自分が今やっている仕事の可能性をとことん追求して、改良を加えていき、想像もつかないような大きな革新を図ることができました。

このようなことを知らず、結果だけを見て「先見性がある」と人は評価してくれますが、決して一般に言う先見性が私にあったわけではありません。もし、このような状態を先見性があるとするならば、私達は既存のもののあらゆる可能性を追求することによって卓越する先見性を身につけることができると言えるでしょう。

不透明な時代を乗り切るには、先見性を身につけて行かねばなりません。その先見性は外に求めても得られません。自分の技術、自分の経験など自分の周辺にあらゆる可能性を追い求めていくのです。

時代がどう変われど、自分の足下を見つめ、自己の持てる可能性を限りなく追求していくことが、革新にいたる王道であろうと思っています。

稲盛和夫著
PHP研究所「心を高める、経営を伸ばす」


京セラ名誉会長、稲盛氏の言葉。
皆様は、いかが思われますか。
私は大納得しました。
考えれば明日の商品開発にも、やることが一杯あります。
足下の仕事に頑張ります。

まっ! とりあえず今晩のところは、ビアガーデンで皆とゆっくりと考えることにします。
これで、だいじょうです。

学べば尊しⅡ 
  仕事後の生ビール大好き集団 額縁屋㈱アート・コアマエダ