こんにちは。

お元気でお過ごしのことと思います。

先日「一見怪しげ」な光景を、通勤車窓よりまた見かけました。

朝の6時25分ごろ。非常に寒い朝で、道行く人の白い息が見えました。場所は大泉学園駅方面から税務大学前交差点に至る途中左側。朝霞の自衛隊演習場の横歩道。歩道幅6メートルで、目測約3キロの長さ。

そしてその男。ラフなコートに帽子を着用。白いマスクをしています。厚手のマフラーに大きな軍手。変なオジさん(失礼)が、背中に籠のようなものを背負って下を見きながらウロウロ。それでいて動作は、機敏。左手には、大きいゴミ入れ用の紙袋。右手には、金属製のゴミばさみ。メガネを掛けていたような気がします。

歩道のゴミをリズミカルに摘まみ上げていました。「小さいゴミも見逃さないぞ」と真剣です。笑ってしまいそうなくらい大真面目。間違いなくボランティア。あまりにも真剣すぎて滑稽にも見えたのですが、通り過ぎてからの我が心の残像には「実に高貴なものを見た」として処理されていました。

現代人は、誰も自分のことで精いっぱいです。次々に起きる出来事。心配事は皆、持っているものです。

気弱になったり、悲しいことがあって落ち込んだりした時・・・。

でもご安心ください。解決法があります。そんな時は、自分以外のことに目を向けることです。自分の我執から離れること。

ボランティアも一つの方法だと思います。あるいは他人の心配事の相談にのること。真剣に考えてあげると自分の不安が薄まっていきます。そして徐々に消えてしまうのです。

いかがでしょうか。

「他人のことを心配する人は、幸せになれる」そんな文章を何かの本で見かけたことがあります。この「フレーズ」を参考に考えを巡らせました。

最近の穏やかな気候も、今週あたりはかなりの冷え込み。

温かい服装で、お互いに頑張りましょう。

　「人生、心配ないっちゃ！」　額装の㈱アート・コアマエダ(店主)