新時代の夫婦のかたち

こんにちは。

最近はバツイチ、バツ2など珍しい話ではなくなりました。
日常の会話の中で、サラリと離婚暦を公開する人も多いですね。
みなさま一様に「大変な、エネルギーを浪費した」とおっしゃいます。
世の多数の予備軍としては、・・・色々考えさせられますね。

厚生労働省が発表している統計によると
平成18年度にめでたく結婚した人たちの離婚率は、2.04%
19年度はでは2.02%だそうです。
およそですが、2分に1組が離婚している計算になるとのこと。
でも大半のカップルは、うまくいっていると考えてもよいのでしょうね。

こんな分析もあります。

「夫婦としては崩壊していると断定できるような関係」であっても、何らかの理由で辛うじてかたちを保ち、離婚しない夫婦も多いのであろう。

もちろん統計には、でてきません。

夫婦の在り様は十人十色。
他人にはわからないことが多いはずです。

夫婦も元をただせば、育った環境も様々です。
男性と女性の感性も違うし、バイオリズムも異なる。
日常の小さなトラブルはあたりまえ・・・ですよね。

これからの「だんなさん」としての心構えはですね、
「家庭は仕事の疲れを癒してくれるリラックスの場所ではない」
という自覚が必要なのだろうと思います。
所帯主として横柄に君臨するなど、気が狂っても考えてはいけません。

円満な家庭には共通の特徴があります。
まずは、夫の「家庭内サービス」に細かな努力が見られるということ。
意見の違いは一歩さがって、聞き役になるということ。
些細なトラブルは、努めて夫が負けること。
そして感情的な言動にも耐えること。
反抗・・・?とんでもない!
無抵抗主義を貫くのです。
そして、定期的に奥様の良いところを見つけてサラリとほめる。
それを、愛という場合もあります。
まさにありがたくも人間を磨く修行の場として感謝する。
経済的には、終生身体を張って貢献する覚悟が居るのです。
我慢はアタリマエ。
これらの実践者のみに円満な家庭という栄光があるのです。

これからが、夏本番
心身を充実させて、家族に愛をささげましょう。
日本の旦那様のみなさま、心より激励を申し上げます。

私も、少々綻びもあるのかもしれない家庭の見直しに取り掛かります。

新時代の夫婦を考える会 額縁職人の㈱アート・コアマエダ