民主主義と暴君


お月さんがマーるく見えます。
空気は最高。
いよいよ実りの秋ですね。

こんにちは、お元気ですか?

今日は私の日頃の常識をくつがえした本の紹介です。

民主主義は偉大な商品を創り出さない。
リーダーは偉大な暴君であるべきだ。


iMac や iPad など爆発的なヒット商品を生み出したアップル社。
その元CEOスティーブ・ジョブズ氏の仕事術が、紹介されている著書があります。氏のかつての右腕が書いた本ですが、過激な暴君論が記されています。

“このトップリーダーの仕事の仕方の大きな特徴は、社員から見れば「異常なまでに細部にコダワリ一切の妥協を許さず口を出し続けたこと」であり、その姿はまさにエネルギッシュな暴君に見えた” という概要です。

技術やデザインはもとより経理に至るまで、
徹底して自分が思う形になるまでコダワリ続けたそうです。
スタッフは大変だったでしょうけど
とんでもなく素晴らしい商品を世に出した偉大な功績は
認めざるを得ません。

「社長は方針を示し、細かいことには口を出さずに任せることが大事」
職人経営の大先輩からは、そのように学びました。
そんな方針は、間違いだったのでしょうか。

経営者の性格や能力にも関係してくることですから
悩むところでもあります。

私が徹底した暴君的経営を行ってきたならば
弊社が今よりももっと素晴らしい職人集団になっていたかもしれない。
しかしその反動で自滅崩壊していた可能性もある・・・かな。
面白い本を読ませていただきました。

今週末には手術前提の検査結果が出ます。
随分と時間がかかりました。
近くご報告できるかと思います。
皆様も夏の疲れにご注意ください。
ご健勝をお祈りいたします。

 いまなお民主主義村の村長 額装の㈱アート・コアマエダ