秋の個展 その②

各地に傷跡を残した台風も過ぎ去り
地上の空気がとても澄んでいます。
時折、首筋をかすめる冷たい風。
あぁ、まもなく始まる秋の予兆。

お元気でしょうか?

神田駅近くにある小さな画廊を訪問しました。
そこには20点ほどの作品が展示されていました。

難波江五穂展ー鉛筆の残像

“難波江五穂展ー鉛筆の残像ー”

作家は言います。
「脳に浮かぶ一瞬の映像を鉛筆で緻密に書き込み、
そこへ水彩、岩絵の具をあしらった。
写真では表わすことのできない 私、独自の世界です」

気持ちを激しく揺さぶられた日々のできごと。
小さくても強くありたいと願うこころ。
木製パネルに張り込んだ水彩紙いっぱいに
描き込んでありました。

これからどこまで大きく成長するのか。
大きな魅力を秘めた画家の一人だと思いました。

難波江五穂 / 思い出す、かすかな痛み

難波江五穂 / 思い出す、かすかな痛み



難波江五穂(なばえいほ)さん
多摩美術大学の博士課程前期修了。その後も創作活動に専念。
グループ展、個展などを経て今回に至る。


是非ご覧になってください。

日程:2013年9月18日(水)~ 9月28日(土)
時間:11:30〜19:00(最終日は〜17:00/23日休み)
場所:神田木ノ葉画廊 東京都千代田区美倉町12 木屋ビル1F
(神田駅東口より5分)
問合せ:03-3256-2047