逆もあるに

このところ日差しが強くなりました。春は、もうそこまで来ています。コロナウイルス以外は、何でもいらっしゃい。

こんにちは。

今、悩ましいのは、なかなか抜け出せない消費低迷。消費意欲は、滅茶苦茶、落ちているように思います。助成金や消費税の割り戻しをチマチマやっている場合ではありません。安く買えるのはありがたいですが、企業収益は下がる。春闘でも個人所得は上がらない。尚更に・・・悪循環ですね。

思い浮かぶのは、かつてのアメリカ合衆国。1980年代当時、今の日本以上の不景気に悩み苦しんでいました。

そこで、打ち出した政策。今の日本の真逆。「減税」です。それも思い切った「大減税」。決断したのは、若き日のレーガン大統領。原資は、国債の大量発行。加えて軍事産業への超大型発注と公共投資。危うさもありましたが、それでも次々と果敢にやりました。これにより企業の設備投資や消費拡大に火が点いた。景気は以後急激に回復。個人貯蓄以外は、すべて・・・短期間で軌道に乗りました。税収は増え続け史上3番目の長い好景気をもたらしました。

当時、米国の財務官僚や学者、政治家の大反対もありました。「クレイジーな政策だ」と。かまわず大幅な減税を次々と実行した若き日のレーガン米大統領の雄姿。輝いて見えます。

ただし、次の政権は、この国債の利払い処理に苦労したと聞きましたが・・。



木地フレームで丁寧に額装させていただきました。

額装の㈱アート・コアマエダ(店主)