額縁に金箔

じんわりときましたね。寒くなりました。

お元気ですか。

今日は「金箔」の話です。

人類が発見した最古の金属「金」。人間と金とのかかわりは、紀元前4000年頃のオリエントからだと言われています。その輝きと希少性ゆえに、富と権力の永遠の価値の象徴として珍重されてきました。耐食性に優れ錆びたり朽ちたりしない金は、歴史的な記念物や芸術作品の様々な部分に利用されています。

その金を薄く伸ばしたものが、金箔です。額縁にも金箔が多用されてきました。

この仕事は尋常ではない根気と繊細な神経が必要とされるのです。弊社では粘り強い女性陣も、たびたび腕前を発揮して丁寧に仕上げてくれますので、得意な分野の一つになっていると自負しております。


金箔を額縁に貼りますと、まずピカピカの金の額縁ができます。そして暫く乾かして、錆び止めのコーティングを行います。次に作品の雰囲気に合わせる工程に入ります。光沢のあるままでは、作品と合わないからです。墨を霧状にして付着させたり、イブシ粉で着色したりします。

作品に合えば、そこで完成。


写真は近年多用されている平型の額縁です。まれに違う色を指定される場合もありますが、主に白色か黒色が多いです。出来上がった見幅の正面だけを金箔で装飾することがあります。

これは、銀箔を貼り光沢を落としたものです。

「それ以上のものが、できないか」の想いで、今日も頑張っています。

       額装の㈱アート・コアマエダ(店主)   

信じることの「秋」

急激な寒さの次に、台風が通過。体が順応できていないままに再び気温の上昇か。秋空をにらむ。

こんにちは。

そんな天候の中、頭をよぎるのは猛威が予想される「インフルエンザ」。若くない小生もワクチンの接種を急がねばなりません。

ここに注目すべき下記のコメントがあります。

国立医療保健医療科学院の疫学部感染室の元室長、母里啓子(もり ひろこ)氏の解説。長文の論旨は省略しますが、「インフルエンザのワクチンは、打っても打たなくても流行には関係がない、との結論に至った」と発表。6年間、5万人を対象にした膨大なデーターからの結論だそうです。さて、このような権威ある立場の方の見解をどう受け止めたらよいものか・・・。

皆様は、いかが思われますか。

誤解を恐れずに言えば、小生は、過去何年も接種のお陰で感染することなく冬を越してきました。実際に効果があったのだと思っています。その間、何年も一度も罹患しなかったからです。

人には2種類ありまして、データ的合理性がなければ信用しないタイプと、論理があいまいでも平気なタイプ。自分は後者のようです。「おまじない」も「暗示」も「科学性」も小生は無頓着に受け入れます。根拠は、と問われれば「勘」ですね。その効き目は、どれもシッカリあるのです。

「完璧というものは、どうせこの世には存在しない」

科学的根拠に異論が出ても出なくとも、今まで同様に「ワクチン接種」これでいくことにします。うがいと手洗いは、できるだけやる。これを全部やったうえでインフルエンザで寝込んでしまったら、運が悪かったとして完結。

皆様もそれぞれ自由な選択で、どうぞ温かくしてお過ごしください。結果が良ければ、OKと考えましょう。
 
「自ら信じるもの」は、どれも強力なパワーになる  

   額装の㈱アート・コアマエダ(店主) 
      

小作品の額装

こんにちは。

先週、篠山紀信先生の写真を約30枚、額装させていただきました。マットの仕様について、細かくご指示をいただきましたが、すべてクリアーできました。さすが、美しく素晴らしい作品ばかりでした。

こちらは、草間弥生先生の油絵作品です。

草間弥生先生作品額装
6点のうちの一番小さい絵(Fゼロ号)です。キャンバス作品に直接にフレーミングをしました。作品の側面のくぎ頭は、隠れることになります。その外にマットを広めに確保して、もう一度、本フレーミングをしました。

この額装全体を作品の様に感じていただければ嬉しく思います。フレームの見幅は、極力細くしました。

秋の気配と美の装い。
「ちいさきものは、みなうつくし・・」(枕草子)

          額装の㈱アート・コアマエダ(店主)