黄色いカレーライス


こんにちは。暑い日が続いていますね。お元気ですか。

この季節は、暑さと湿度で食欲不振に陥ることがあります。そんな時は香辛料が活躍します。消化器官の動きを活発にしてくれるのです。特に、香辛料のたっぷり入ったカレーの匂いは、条件反射的に食欲を復活させます。カレーにはそんな絶大なパワーが秘められているように思います。

今では、おいしいカレーを食べさせてくれるお店が、たくさんあります。インド料理やスリランカ料理の専門店も増えました。隠し味にチョコレートやインスタントのコーヒーを加えるとコクがでる・・・と、聞いたこともあります。
     
子供の頃、母親がつくってくれたカレーは素朴なものでした。肉や野菜をグツグツと煮込んだところに、だいだい色のカレー粉と小麦粉を水で溶いた、黄色になった液体を加えて作ってくれました。牛肉の代わりにクジラ肉の時もありました。

そういう時代でしたから・・・。

育ち盛りの子供としては、そんな具のことはどうでもよく、カレーライスはとにかく最高の食事でした。母親からこの献立予告あると、夕飯のことなのに朝からお腹がグルグル。頭の中は、まっ黄色。

もしも、・・・もし、ですよ。老いて死の直前に「最後に何か食べたいものがあるか?」と問われたら、何と返答しますか?私の場合、今の話の流れからすると「黄色いカレーライス」となるのでしょうか。

でも、心配なことが一つあります。「万が一、そこで生きる力を取り戻してしまうと、周りの期待を裏切ることになりはしないか」

元気なうちに美味しいカレーを食べることにします。

明日も暑い一日になりそうです、お元気で。   

  額装の㈱アート・コアマエダ(店主)

花火の華の風

日差しが強く、眩しさを感じるこの頃です。眼を細めて「こんにちは」。

お元気ですか。

先週は、恒例の花火大会に行ってきました。新潟県南魚沼市です。

打ち上げは、夕方7時半から9時まで。その前に温泉に入って、食事を済ませてから会場に入りました。少しほろ酔い気分での鑑賞。

会場は、山と山との谷あいで、特殊な地形。それだけに音響効果がすごいのです。

晴天の夕方。空気は乾燥しています。風の流れもほどほどで、近年にない最高の条件。火薬のニオイも籠らない。打ち上げる前に、その都度スポンサー名がマイクで放送されます。市民の有志の方々や、地元企業スポンサーが、資金を出し合って花火大会を盛り上げている。その気持ちが伝わってきます。

「真剣に見なきゃ!」

昨今の花火は非常にカラフル。形も多彩。ハート形や複雑な幾何学模様もありました。幅100メートルの「ナイアガラの滝」仕掛け花火も素晴らしい。

「ひゅーん」から始まって、「ドン」「パリパリパリーン」と乾いた音。「ドッカン」と一発、腹に響くような重低音が時々混ざります。そこへ、スターマイン(速射連発花火)の盛り上がり。

光に少し遅れて、顔面に大音響が直撃。受ける風圧は、かなりのものです。「きたぞ、きたきた」と口角も上がり、気分は最高。なんだかんだと血が騒いだ花火でした。


足が悪いのでご配慮をいただき、堤防の最前列椅子席で鑑賞させていただきました。幸運の特別席です。招待していただいた野澤さん(アールビバン㈱の創業者)に大感謝しつつ、翌朝帰路に着きました。

聞いたところによれば、一発で何万、何十万円もする花火だそうで・・・。

実に贅沢な「夕べ」でした。楽しませていただいてばかりでは、罰が当たります。

さあ、来週から仕事も本気で頑張るぞ、と・・・。
             
   額装の㈱アート・コアマエダ(店主)

人海戦術のパネル額装 (4)

こんにちは。猛暑が続いていますが、お元気ですか?

いよいよ、パネル額装の最終回です。

人海戦術のパネル額装 (1)
人海戦術のパネル額装 (2)
人海戦術のパネル額装 (3)

「重量が増えるのに、何故わざわざ両面パネルにしたのか?」との質問を受けました。確かに片面パネルの方が、コストを抑えられますし、壁面負担も少ないです。しかし時間の経過によって、たまに反ってしまうことがありますので、両面パネルにしました。

まず、作品をパネルの表面と側面にノリ張りをします。ノロノロと時間を掛けていると、最初の部分が乾いてしまうので、素早く行います。巧みなチームプレーが必要です。



糊張り

糊張り

そして、側面の大切な部分は、必ずベテランの職人さんが慎重に行います。

側面糊貼り

張り終わったらしばらく乾燥させ、場所を取らないようにまとめていきます。間隔(10~15センチ程度)を取って仮止めし、空気を通して自然乾燥します。

糊張り乾燥

乾きましたら一枚づつエアーキャップに包み、大きい段ボールケースに入れます。その上に保護シートを巻いてコンテナに積み込み、現地に移動します。



そこで、再連結して展示。このブログを読んでいただく頃には、すべては完了している日程となっています。

連結した状態をここで公開できないのは、残念です。(そしてその時の弊社スタッフの「ドヤ顔」をお見せできないのも心残りです。)

御覧の様な経師(表具)技術は、古くからありました。日本画では今も基本とされていますが、現代アートの額装にも応用ができそうです。これからも表具と額装のコラボを紹介させていただこうかなと、考えています。 

いつも地味な額装体験を読んでいただきありがとうございす。

    額装の職人集団 ㈱アート・コアマエダ(店主)