太陽と地球と月


こんにちは。

地球を基本に考えると、太陽は約100倍の大きさだそうです。月は、地球の約4分の1くらい。互いに自転しながら公転移動し、向心力と遠心力の均衡で現状が維持されているといいます。そして、この程よい距離具合によって、地球にのみ水が維持されている。何とも言えない微妙なるこのバランス。

「もし」

このバランスが、崩れたとすると、怖いですね。考えたくないですけど。

そう思われませんか?

宇宙の始まり(ビックバン)が、約138.2億年前。やがて、太陽系ができました。そして、いろいろな事を経て今に落ち着きました。当初の地球は、1日が約5時間くらいであったそうです。潮汐摩擦の影響で少しづつブレーキを生じ、1日24時間に至りました。そして、今も少しづつですが、長くなりつつあるそうです。

天文学的な時間の中での変化ですから、我々の生涯が100年とみても、その間に感じる変化はほとんど無さそうです。

良かった。
安心しました。

さて、額装の話になります。

このところ、大きい額装の依頼が増えたように思います。大型額装のフレームの種類は、強度を考慮して選択しなければなりません。

その作業には手と足の絶妙のバランスを利用せねばならない時があります。太陽と地球と月のバランスになんとなく似ています。

大型額装強度チェック
大型額装強度チェック2
アスリートの身体能力。

チェック・スタッフの細沼さん、お疲れ様です。

今年もあとわずか。充分の睡眠とバランスの良い食事で、風邪などひかぬようにお過ごしください。 

 額装の㈱アート・コアマエダ(店主)

先に言った者が勝ち

縄文火焔型土器


こんにちは。

縄文土器を見て、岡本太郎氏が言いました。

「縄文人は、俺の真似をしている」

あなたの職業はなんですか?と問われ、岡本氏は答えました。 

「人間だ!」

とぼけた言葉の2連発。

普通の人が、こんなことを言ったら、「いい加減なことを言うやつ」として、ボコボコにされてしまうでしょうね。これは、高名な芸術家のみに許されること。

作品にユーモアのある言葉や、熟考せねば理解できない言葉が付加されることによって、同じ作品でも、また次の新しい次元にブッ飛ぶことがあります。普通の作品が、特別の作品になってしまう。現代アートでは、よくあることです。

先に言った者が勝ちってところですかね。

ここからは、額装の話です。


これは「クレモナ型」、レギュラーフレームの紹介です。原形はかまぼこ型。それにルーター加工施して、このような形にします。


大きいサイズには不向きですが、60センチ前後までであれば、フリーサイズで取り扱いをさせていただいています。枚数が多い場合は、納期をすこし長めにいただくことがございます。

「このクレモナ額装にすれば、作品の評価がワンランクアップが約束されます」

先に言った者が勝ちの気持ちで、実際にはかなり遠慮勝ちに言ってみました。

来週は、本格的な寒さ到来。どうぞ御身体ご自愛ください。 
  
  額装の㈱アート・コアマエダ(店主)

人間は「ごまかす」されど、


こんにちは。

優秀な物造り企業が、検査データの「ごまかし」をやっていたといいます。

あの巨大企業。

日本が誇る物造り精神は、どこへ行ってしまったのでしょうか。次々に出てくる「不正」の報道に、残念で悔しくてならないこの頃です。

枝ぶりがよく立派な実を実らせ、栄華を誇っている大木も「根っこ」の部分がおかしくなれば、やがては枯れていくことになります。

我々もそのことを肝に銘じて、日々精進しております。

閑話休題。

無垢の木地縁
こちらはフレームの部分ですが、色がついていません。金でもなく銀でもない。木材の素の姿。作品によりますが、版画にも油絵にも似合うと思っています。無垢の木地縁は自己主張がなく、個人的には好きです。材料は、厳選せねばなりません。

木地縁磨き
最後の最後、仕上げには神経を集中させて、指の感覚で磨き上げます。気は抜けません。幾つかの工程がありますが、出来栄えには各々の職人の心が反映するものと信じています。写真は、弊社の最高技能師だった荒井さん(現在は非常勤)です。彼の手に掛かると本当に奇麗に仕上がるのです。


まさに「神の手」

弊社の若い職人たちの目標になっています。

「根」がシッカリしていれば「ごまかし」をする必要もない。 

   額装の㈱アート・コアマエダ(店主)