写真家 セバスチャン・サルガド

あまりにも有名な写真家。

昨年は、東京都写真美術館で、大好評の展覧会。
私は、遂に行けませんでしたが…。

Sebastião Salgado (セバスチャン・サルガド)

昨夜、ミカンを食べながらテレビを見ていた時のこと。
チャンネルを変えていた手が止まってしまいました。チャンネルは”3″
記録写真というより絵画のような作品。
ナンビア、コンゴ等、アフリカでの38年間の記録とのことでした。
中にフツ族と、ツチ族の大虐殺も含まれていました。

貴重なシャッターチャンスだとは思うけど。
ほんの一瞬だと思うけどけど。

どうやったら写す事ができるのだろうか。

凄い。 凄すぎる。

写真専門学校生の作品を一枚ずつアドバイスをしているシーンもありました。

「心の中から被写体を尊敬しなくては、いけないよ。」
「写真の4隅は、特に意識しておかねばならないね。」

イヤーッ この言葉も凄いや。

現在、最後のライフワークとして、ジェネシス -起源- をテーマに撮影中とのことです。
これは、地球環境と人間社会の関係を再考するプロジェクトだそうです。

なるほど。

発想のスケールが違いますね。

地球は、一つの生命体である。
全てのものには人間と同じ尊厳がある。
人間は、驕ってはいけない。


いやーっ これもまた かっこいい。

彼は、1944年ブラジル生まれ。 元は、経済学者。写真家として受賞多数。
とにかく「格好いい」と思いました。

   感激しやすい額縁屋 ㈱アート・コアマエダ

イチローと針葉樹

当初、イチロー選手が面食らったバット。
アメリカのバットの材料の多くは、ホワイトアッシュだとか。
これは、軽くてやわらかいのが特徴です。
日本のバットとは、材質が、違います。
実は、このホワイトアッシュは、額縁の材料としても多く使われています。

額縁に使われる木は、建築や内装材や家具に使われるものと、同種のものが多いようです。
木は、大きく分けて(針葉樹)と(広葉樹)に分かれます。

針葉樹は、13500万年前恐竜の時代に栄えました。
広葉樹は、5000万年くらい遅れて発生したのです。

やや進化した植物といえます。

針葉樹はより原始的であるため、仮導管(根から水を吸い上げたり、葉や、幹の重みを支えている部分)と、「柔組織」からなるシンプルな構造になっています。広葉樹は、繊維、導管、柔組織がはるかに複雑に分かれています。そして、針葉樹は、わずかの540種ですが、広葉樹は、ざっと20万種といわれています。

杉、ヒノキなど針葉樹は、まっすぐ高く伸びるので、使いやすいのですが、広葉樹は個性的な性質をそれぞれ持っていますので、扱いがなかなか難しいのです。それぞれに合わせたお付き合いをしなければなりません。要領は人間社会での付き合いに似ているかもしれませんね。

ちなみにイチロー選手が面食らったホワイトアッシュ。これはモクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹です。野球のバット、家具、額縁の他にも、ギターやボートのオールを作るのに利用されています。

今回はラーソン・ジュール・ニッポン社の記事と、その他の文献を参考にさせていただきました。

  再度勉強中の額縁屋 ㈱アート・コアマエダ

出会いの京都

数年前に料理屋のカウンターで飲んでいた時のことです。

約30席くらい。
場所は、京都。

右側には東京の親しい画商さん。左側には地元の陽気なお客さん。
そういう店なのでしょうか、地元の方ともすぐに打ち解け盛り上がりました。

他愛もない話をしているうちに、ただの陽気なお客さんだと思っていた方が
実は中尾新也先生とおっしゃる画家だった事が判明。

「えっ!?」  

私が額縁屋だと知り、先生もびっくりなさっていました。
なんと弊社の額縁を使っていただいていたのです。

世に言う「偶然」とは、このことか。
「ありがとうございます。」
しかし、この夜は既にお互いテンションが高いだけの酔っ払いおじさん。

(グダグダぐーだ)

何度目かの乾杯の後、つきなみの握手でお別れしました。

その後カタログやサイトを拝見してわかったこと。
中尾先生は、素晴らしい作品を実に丁寧に製作しておられる。
あの夜のイメージとは、かなり違うぞ。(すみません)
私は職人ですが、一連の作品には素直に感動し何度も拝見したものです。

そんな中尾先生の作品がスカパーの桜チャンネルで紹介されていました。
もちろん額装は弊社が手がけたものです。

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「偶然の極みは必然か?」なんて、そんなことを今考えていました。
これからも、優れた作品をたくさん描いていただきたいと思います。

 カウンターの酔っ払い仲間  額縁の ㈱アート・コアマエダ