明神下 神田川

アールビバングループの社長室よりご案内をいただいた。
N社長と長縄真児先生ファミリーとの再会。

長縄先生は、スペイン在住の天才画家。
奥様は、スペイン人、有名なフラメンコダンサーである。
二人のお嬢様は、なかなかの美人姉妹。
N社長と長縄ファミリーは、家族も同然。

この先生の興味は多方面にわたる。

大人のダンディズム。
太極拳と生活のリズム。
「不整脈」と「娘たちの成長」と増える心配事。
言語の源としてのラテン語。
外国人から見た日本人感性の特殊能力。
スペイン人の芸術観。

分裂症的な話題の振りだが
それぞれの項目には、ハイレベルの結論を出されていた。

真面目に凄いと思っている。

長縄先生の講釈に 感心すればするほど時間は進む。

贅沢な宴もやがてお開きとなった。
N社長に感謝。 

長縄先生とそのご家族のご健勝を祈りつつ別れた。
振り返ると「うなぎ神田川」の看板が光っていた。
「またおいで」と言われているような気がしてならない。
またも勝手な思い込みか、、、。

「明神下 神田川」のうなぎの蒲焼。
秋葉原駅と御茶ノ水駅の中間くらいにある。
まさに伝統を感じる風情。うなぎ料理の本店である。

二階建てのしもた屋風。
部屋の天井も高く風格を感じさせる。
創業は文化の何年だったか?  たしか、約200年の歴史と聞いた。

食事も雰囲気も満点。

自分のようなものが 日常来て楽しめるところではありませんが
しっかり働いて、また来てみたいと思ったのです。

      蒲焼の老舗と額縁屋  ㈱アート・コアマエダ

 

 

小品額装に苦戦

銅版画の小品

小品は本当に難しいです。
銀箔貼りのメノウ磨きで完成。

後で考えれば、最初のイメージ創りで失敗をしました。
お客様のご希望でもあり 全体に光沢を出す構想でした。
そのため、メノウ磨きと下地に注意を集中。
額縁としては、素晴らしいものが完成しました。

仮額装して軽くライトを当てました。
すると額縁だけが強く浮かび上がってしまうのです。
それも可とする意見も出ましたが、作品が活きてきません。
お客様とご相談のうえ光沢は、頂点だけに。
全体には、陰影と濃淡を付け加えました。
日程は、一日オーバー。

銅版画の小品
銀箔貼り・メノウ磨き

何とか ごらんのように落ち着きました。
作品を活かすことは、
難しいですね。

  今日の小品額装 陰影で乗り越えました  額縁屋㈱アート・コアマエダ

株主総会と禅問答

運よく当日は、晴れました。
汗を拭きながら足早に会場へ到着。
5分の遅刻。
これはいかんぞ。
静かに最後列へ着席。
小さい声で、ごめんなさい。

最初に周りをみわたす。
総会屋らしき人達の位置を確認をしようと
本能的に眼を凝らす。
おうっ!
今回は、姿が見えません。

・・・なんだ。

議長が淡々と業績の経過を述べる。
株主配当金。
今後の経営の戦略。
役員人事。
予定どおりに議事は進行する。

いよいよ質問。

厳しい質問もあった。
議長は、懇切丁寧に説明をしていた。
まさに誠心誠意。
心の中で「がんばれー!」と叫んでしまった。

私は、誠心誠意にはまったく弱い人間なのである。

言葉ではなく表情や姿から感じました。
経営者の苦悩をです。
大きい会社もたいへんだなーって。

帰りは、顔見知りの印刷会社のN社長と
冷たいそばの大盛りをたいらげた。
それがまた、うまかったのです。
蕎麦湯を飲みながら禅問答の世界へ。

会社って誰のものでしょう?

当然株主のものです。
いや、社長のものでしょうね。
それって従業員ってことも考えられませんか。
やっぱり 皆のものかな。
消費者も含めて。
うーん。

N社長もいい人なんです。

強い日差しの下を二人で駅まで歩きました。
本当に暑い。

結論は、もう どうでもよくなっていました。
             
       事あるごとに禅問答    額縁の㈱アート・コアマエダ