工場が花園に 

インスタレーション作家、 大巻伸嗣先生の作品十数枚の
アクリル額装。

通常の展覧会のように壁に並べるのではなく
柱を取り囲むように密着させて展示されるそうです。

そのため左右のコーナーは、45度の斜めになります。

アクリル額装 45度
額装すべては、手作業。
2日間の工場占拠。
確認のため2枚ずつ壁にかけてチェック。

これは凄いことに。

作品の「生命力」「迫力」「美しさ」
たった2枚でも工場が不思議な場所に変化することに驚きさえ感じました。

大巻伸嗣先生の作品
会場では、十数枚一堂に展示されるとのこと。
作品が散するエーテル。

いかなる空間と遭遇できるのか。
是非、そこで陶酔してみたいと思う。

熊本現代美術館
花・風景展  「モネと現代日本のアーティストたち」
2009年7月4日(土)~9月23日(水・祝)


現代美術の世界は、まだまだ元気だと実感いたしました。

   インスタレーションに魅了されてしまった 額の㈱アート・コアマエダ

ふるきは新しき

古い作品
古い作品で0号に満たない作品
詳細に観察すると 多くの傷を発見
サテ どうしよう?

新しい額縁には、あわない。

では、古い額縁らしく新たに造るか・・・。

①大きく見せる為 作品の端を入子に隠れないように全部見えるようにする
(許容の限り マット幅を広くする。)

②作品にあわせて古い額縁に見せる為、古代イブシを
(たとえばコーナーは、[虫食い仕様]に。)

[虫食い仕様]って何?

古い額縁や家具には、虫食いのあとが残っていることがあります。
それを人工的につけるのです。
そして古代イブシをかければ、完璧に古くなります。
極限の2歩手前で止めるのがコツ  ?
この仕事は、箔貼りセクションの徳さん(額装暦18年)の得意技です。


虫食い仕様
金箔貼り
埼玉県所沢市のS様よりのご依頼
掲載許可もいただきありがとうございました。

       小さな絵と古代イブシ   額の㈱アート・コアマエダ

p.s.

別件 今、作業場で、アクリルの大きい作品 十数点の額装に入りました。
明日まで続きます。一部ご紹介します。

アクリル作業1
アクリル作業2

今日のコーヒータイム

T氏とコーヒー。

もう20年のお付き合いになります。

T氏の父君は、私より少し先輩の世代の方で
画商として既に成功しておられる。

素晴らしい苦労人。

専務であるT氏は、明るい性格で常にプラス思考。
育ちの良さの香りがする。

これからが楽しみである。

私との会話は、いつも右に左に飛ぶ。
つばぜり合いが、ながーい。
車の駐車違反からプロレスの話。
突然 アートの業界の未来予測にまで到達する。

だけどなぜか 世代を超えて波長が合う。

今日はじめて知ったことがある。

彼は、「漫画オタク」。

日本の漫画は、世界の漫画だそうだ。
私にとって未知の分野である。
ぐっと身を乗り出した。

そこで まもなく時間切れ。
いやーっ  
今回も つばぜり合いが長すぎた。

2杯目のコーヒーを飲み終えて別れました。

   平和なコーヒータイム  額の㈱アート・コアマエダ

– 追伸 –

今週は、十数枚の特殊額装があります。
面白い額装なので先生の許可が出れば、是非こちらでご紹介したいと思います。
油絵をアクリル額の中に完全に閉じ込めてしまう方法です。
ボリュームがあります。

ご期待ください。