株主総会と禅問答

運よく当日は、晴れました。
汗を拭きながら足早に会場へ到着。
5分の遅刻。
これはいかんぞ。
静かに最後列へ着席。
小さい声で、ごめんなさい。

最初に周りをみわたす。
総会屋らしき人達の位置を確認をしようと
本能的に眼を凝らす。
おうっ!
今回は、姿が見えません。

・・・なんだ。

議長が淡々と業績の経過を述べる。
株主配当金。
今後の経営の戦略。
役員人事。
予定どおりに議事は進行する。

いよいよ質問。

厳しい質問もあった。
議長は、懇切丁寧に説明をしていた。
まさに誠心誠意。
心の中で「がんばれー!」と叫んでしまった。

私は、誠心誠意にはまったく弱い人間なのである。

言葉ではなく表情や姿から感じました。
経営者の苦悩をです。
大きい会社もたいへんだなーって。

帰りは、顔見知りの印刷会社のN社長と
冷たいそばの大盛りをたいらげた。
それがまた、うまかったのです。
蕎麦湯を飲みながら禅問答の世界へ。

会社って誰のものでしょう?

当然株主のものです。
いや、社長のものでしょうね。
それって従業員ってことも考えられませんか。
やっぱり 皆のものかな。
消費者も含めて。
うーん。

N社長もいい人なんです。

強い日差しの下を二人で駅まで歩きました。
本当に暑い。

結論は、もう どうでもよくなっていました。
             
       事あるごとに禅問答    額縁の㈱アート・コアマエダ

 

工場が花園に 

インスタレーション作家、 大巻伸嗣先生の作品十数枚の
アクリル額装。

通常の展覧会のように壁に並べるのではなく
柱を取り囲むように密着させて展示されるそうです。

そのため左右のコーナーは、45度の斜めになります。

アクリル額装 45度
額装すべては、手作業。
2日間の工場占拠。
確認のため2枚ずつ壁にかけてチェック。

これは凄いことに。

作品の「生命力」「迫力」「美しさ」
たった2枚でも工場が不思議な場所に変化することに驚きさえ感じました。

大巻伸嗣先生の作品
会場では、十数枚一堂に展示されるとのこと。
作品が散するエーテル。

いかなる空間と遭遇できるのか。
是非、そこで陶酔してみたいと思う。

熊本現代美術館
花・風景展  「モネと現代日本のアーティストたち」
2009年7月4日(土)~9月23日(水・祝)


現代美術の世界は、まだまだ元気だと実感いたしました。

   インスタレーションに魅了されてしまった 額の㈱アート・コアマエダ

ふるきは新しき

古い作品
古い作品で0号に満たない作品
詳細に観察すると 多くの傷を発見
サテ どうしよう?

新しい額縁には、あわない。

では、古い額縁らしく新たに造るか・・・。

①大きく見せる為 作品の端を入子に隠れないように全部見えるようにする
(許容の限り マット幅を広くする。)

②作品にあわせて古い額縁に見せる為、古代イブシを
(たとえばコーナーは、[虫食い仕様]に。)

[虫食い仕様]って何?

古い額縁や家具には、虫食いのあとが残っていることがあります。
それを人工的につけるのです。
そして古代イブシをかければ、完璧に古くなります。
極限の2歩手前で止めるのがコツ  ?
この仕事は、箔貼りセクションの徳さん(額装暦18年)の得意技です。


虫食い仕様
金箔貼り
埼玉県所沢市のS様よりのご依頼
掲載許可もいただきありがとうございました。

       小さな絵と古代イブシ   額の㈱アート・コアマエダ

p.s.

別件 今、作業場で、アクリルの大きい作品 十数点の額装に入りました。
明日まで続きます。一部ご紹介します。

アクリル作業1
アクリル作業2