やれば、蘇る

かなり昔の作品が持ち込まれました。

当然 古い額縁に入っています。 金箔は、赤黒く変色。
「新額を購入しないと やっぱり だめねー。」
ガラスに脂のようなものが付着しています。グラスターで拭いても取れません。
「困ったなー」

しかし 額縁の本体は虫食いもなくしっかりしています。
「どうしましょうか勿体無いですよねー。」

予算の事情で 本体は再利用することに。

「本当にできますか?」
「工夫して やってみましょう。」

傷は多数、でも丁寧に部分補修して銀箔に張り替えることに。
銀箔は、作品にあわせて淡いイブシ銀。
弊社箔職人の腕がムズムズ。
汚れたガラスもきれいなアクリルに取り換えましょう。
マットも思い切って明るい色に。
ついでに金具と紐も、新調しましょうか。

4日後 出来上がりました。

リフォーム完成品
どうかしら?? ふっ?。

「あっ! いいじゃないの。感激だわ」(にっこり)
「しかも安くできたわね。」「じゃー袋とケースも新しくしてくださいな。」
「本当にどうも ありがとう。 これはいいわ。」

弊社サイトの「リニューアル」のページで近々紹介させていただきますが、大変喜んでいただけました。

勿体無いの精神、 完成の物語でした。

             箔職人の腕がムズムズ  リニューアル
             ㈱アート・コアマエダ   前田修一

感動と次の仕事

今月の初め、掛け軸を保護する木製の額縁 数本のご依頼をいただきました。美術館の仕事です。

前面は、アクリル。
長い方は、1メートル80センチ以上のビッグサイズ箱型。

しかし もっと軽くならないか。
木のねじれと強度は、、、。
木の質感をうまく出すには、塗料は、どれを使う?
オッと これは、難しいぞ。やっとのことで図面と仕様書 完成だ。

次に材木の選定。
削るところから組み立てまでは、一気呵成。
木目には 気をつけろよ!ベテラン職人の手で原型はできた。

次のニス塗りは、特に気を使う。
職人魂で集中。

そして ゆっくりと作品を取り付けてすべてを完成。

これで大丈夫だろうか。 
本当に。あれこれ再検査。 
それぞれ微調整。

遂に納品させていただきました。

「木の質感が作品に調和していて
どれも とても良かったよ ありがとう」

皆さん そんな訳で お褒めをいただきましたよ。

職人共々 「オー やったー!!よかった。」
 「よーし 次の仕事も頑張るぜー!!」

今日も工場では、次の仕事が始まっています。

    すぐに感動する職人達の額縁屋   
    アート・コアマエダ  前田修一

何でも額装の宣伝

今、アクリルボックスの額縁が、売れています。
箱型の額縁も たくさん売れています。

キャンバスの 厚み が丸出し。
過去には、額縁の邪道とされていました。

木製箱型は、大きくなると 留めが切れやすい。
その場合は、いつも金属の素材を使う。  白、黒、チタンの3色がある。

時代とともに傾向は、変わり 便利になった。

額装は、もう絵だけの時代ではないのだろう。
リードするほどの力はなくとも お客様の変化は、感じる。

思えば 益々、楽しい時代。

  額装業  ㈱アート・コアマエダ   前田