ピッカピカ

こんにちは。

カルロス・ゴーン氏の報道が、連日続いています。誰人もが脱出は不可能と思った、あのN社のピンチ。そこへ現れたコストカッター。そして始まったVの字回復。

何しろ実質倒産状態だったところから、利益を出せるように転換させたのですから。すごいです。そして今では「ピッカピカ」の業績。偉業を成した「英雄」。歴史にも残るであろう手腕です。

しかしです。その陰に隠れた負の部分。公私混同。高額な報酬の隠ぺい。そして、フランスの現役首相の介入。日本屈指の弁護士団が周りを固める。

さて、これからどうなるのでしょうか。

そこで思い出したことがあります。宵越しの金は持たない江戸っ子の心意気です。「恰好の悪いこと」は決してしない。

「恰好の悪いこと」って何でしょう。

がつがつすること。
せこいこと。
抜け駆け。
誰かを裏切ること。
嫉妬すること。
女にだらしがないこと。

江戸っ子は、お金は無くても人として格好良く生きることを大切にしました。


オッと、この額縁の「ピッカピカ」は、純金をメノウで磨き上げたもの。高額の報酬は、無くとも真面目な職人仕事の輝きです。今日も江戸っ子の気概を手本に埼玉の片隅で、額装の仕事に励んでいます。 

  額装の㈱アート・コアマエダ(店主)

どっちの道や

「どっちの道や?」
「こっちの道や!」
「ほんまに?」
「いや、知らんけど」
 
こんにちは。育ちが兵庫なものですから、問題が起きると頭の中は関西弁になってしまいます。小生は、元々方向感は良い方だと思っていました。地図を頭の中に焼き付けて、いつも運転していました。それも、もう昔の話です。

今は、車にナビゲーターが搭載されています。自動的に目的地までシッカリ案内してくれる。万が一、知らない道に迷い込んでも、ナビが救出してくれます。渋滞情報もわかるので迂回作戦もスムーズです。

便利になった代わりに、頭の中の地図がいつの間にか消えてしまったようです。たまにナビの電源を切って鍛え直そうと挑戦しましたが、記憶の中の地図は、既にもうかなり欠落してしまっており、ひょっとすると手遅れなのかもしれないです。

これは、かなり大きな世界地図です。軽量のシンプルフレームですが、補強は万全。スタッフの自信顔と一緒にパチリ! 


額装については「よしよし」、まだ地図に欠落はないんだぜ(笑)

額装屋㈱アート・コアマエダ(店主)

言行の一致

こんにちは。

この歳になりますと、人生を振り返る機会が増えます。妻に反省を求められたことの多くが「言行の不一致」だったことに気が付きました。ホラを吹くつもりはなくとも、結果として不整合が出てしまい、そのような烙印を押されてしまっていたようです。自分ではごく普通の人間であると思っているのですが、難しいですね。
                   
「ユートピア」を著したイギリスのトマス・モア。彼は高級官吏で最高位の大法官まで登りつめましたが、国王の離婚に異を唱えて、その因縁で処刑されています。「正しいと考えた事」と「行動」が一致した人物、いわゆる直球の「快男児」。

日本では吉田松陰や、その高弟の久坂玄瑞もそのような快男児であったように思います。西郷隆盛もそうでしょうね。

「正しい」を貫いて真っ直ぐに行動する。しかし処刑されたり、突撃で落命したりする。共通項は「許せないことは、断じて許さない」「死を恐れず」そして「死ぬ」。

もし、その時代を生きることになったとしても、小生等には真似はできません。

でも、額装の仕事だけは特別です。「言行一致」に近づきたいと思っています。

額縁の補修 さて、大きい額縁の修復が始まっています。細心の注意で崩れたところの補修をします。ここは注意深さと根気のいる仕事。

額縁塗装、金箔貼り 補修が終われば、塗装と金箔を貼る作業です。 

アンドレ・ブラジリエ額装 
作品は、アンドレ・ブラジリエの大作。

今日もガンバっている額装屋 

   ㈱アート・コアマエダ(店主)