ガウディ建築
こんにちは、
モダニズム建築の世界には、ル・コルビジェを含めて3大巨匠がいるとされています。その中にガウディの名前は入っていないのです。建築史上においては、3大巨匠に比べれた時、それほど重要ではないと位置づけられているのでしょうか。重要と見なされていない論理的な理由は、不明であります。
しかし、彼の設計によるサクラダ・ファミリアは世界遺産にも登録され、世界一観光客の多い建築とも言われています。建築業界の人もそうでない人も、世界中から見に訪れます。当初は完成までに300年かかると言われていましたが、昨今の進歩した技術により2026年の完成を目指しているそうです。
カサ・ミラ
これは、バルセロナにある集合住宅ですが、独特の曲線で構成されています。建築雑誌には、よく出てくるお馴染の建物です。ガウディの特徴は、優美な曲線と生命力あふれる装飾と思われます。作風はアール・ヌーヴォーに分類されますが、その枠には収まらないような気もします。
「彼が狂人なのか、天才なのかはわらない。それは時が明らかにするだろう」
ガウディが通っていた建築学校を卒業するときに、校長から言われた言葉だそうです。
スペイン人でバルセロナを中心に活躍。
美しい形は構造的に安定している。構造は自然から学ばなければならない。創造的であろうとして、意味の無いものを付け加えてはいけない。 自然の原理をよく観察し、それをよりよくしようと努力するだけでいい。
(ガウディの言葉)
額装を志す我々も共有すべき精神として、腑に落とし込みました。
額装の㈱アート・コアマエダ(店主)