おはようございます。
先週の日曜日。
恒例の早朝散歩でのことです。

朝5時5分前　玄関を出発。
風力はほぼ「ゼロ」
気温は、？　
頭の目覚めは、60％。

テクテクと石神井公園に向かって歩き始めました。
先週まで特に何も感じなかったこの辺り。
ウワーッ何だ　 なんだ!?
(大げさで・・・すみません)

金木犀(きんもくせい)の香りが充満しています。
「いいにおい」
先週は何もなかったのに。

もったいないから鼻から胸へと深呼吸。
それを何度か繰り返しました。

その時記憶中枢に異変が起きたのです。
いきなり「オン」。

もう何十年経ったのでしょうか。
中学生の時の運動会の日の下校時へジャンプ。
頭の中だけですが過去へ戻ったのです。
懐かしい香りに脳が反応。
その時の情景が、あれやこれやと浮かんできました。

その頃、神戸に住んでいました。
中学校はある山のほぼ頂上。
小生の自宅は隣の山の中腹。
曲がりくねった起伏のある道を下校するのですが、
途中にかなり大型の住宅地区が左右にありました。
その周辺で運動会の季節の折だけ
ほんの一時期同じ匂いを感じたのを思い出したのでした。

今では昨日会った人の名を思い出すのにもひと苦労。
ひとまわり小さくなった我がいとしき「海馬」にも
大きな刺激が走ったしだいです。
懐かしい「金木犀の香り」のおかげです。
散歩中、当時の友人の顔やら先生が当時の姿のままに浮かんできました。

そして電柱にも激突せず無事帰宅。

ちょっとしたことから・・・。
皆様にもそんな体験は、ありませんか。

　　金木犀さん、ありがとう。　　額装の㈱アート・コアマエダ(店主)