筋書きから始める

こんにちは。

久しぶりのオリジナル額装です。額縁の下地に鉛筆でデッサン。ここから始めます。

   
この鉛筆の筋に沿って模様を載せてゆくことになります。模様は、かなり複雑です。

メインスタッフの池田さんによれば、予定通りに運ばないことも多いと言います。「そうだろうね、修正もありだよね」と、相槌を打ったところ、「いや、ひるまずに、そのまま突っ走ります、勢いが大事ですから」との回答。

「今日は、ご機嫌が悪いのかな」と心配したのですが、よくよく聞けば「それも完成した時には、味になるからです」とのこと。

ふむ、納得。    

スタッフの庭山さん。福士さん。木村さん。ゴールデンコンビでの作業を終えました。金箔を貼った後、表面を薬品で処理し、額縁完成。

 
    
作品を収めました。

   
「人間万事塞翁が馬」と言いますね。人生には、予定どうりにならないことがよくあります。そんな時はつらい。しかし、後で考えれば、「結果、それでよかった」と思えることが意外と多いものです・・・。     

「額装と人生は、よく似たもの」と、こじつける度に愉快に思えるこの頃です。 
       
  額装の㈱アート・コアマエダ(店主)