舞う「ほたる」

こんにちは、
日を追うごとに気温も上昇してきました。
暑い!と思う日が増えてきましたね。

いかがお過ごしでしょうか。

週刊誌の占いによりますと
今週運気の周期がピークゾーンに入りました。
夢や希望がかなう最高のチャンス。
仕事運も絶好調。
金運は、もう爆発寸前!とか・・・

ホンマかいな。

若い頃読んだものですが「蛍川」 
宮本輝の初期の作品です。
ラストシーンで蛍の大群を見ながらつぶやきます。

めったなことじゃ見られんがや、
4月に大雪が降り、長い冬の年でないと、見られんちゃ・・・


そしてラストシーンでは幻想的ともいえる蛍の大軍の舞う天空を見つめながら
家族への思いや死など・・・作家のモチーフがこめられた名文章がありました。
確かこの作品で芥川賞を受賞したように覚えています。

昭和の30年代
弊社の社屋のまわり一帯には、まだ田園がひろがっていました。
そして夏の夜空には「蛍川」の文章のように無数の蛍が舞っていたと伝えられています。
幻想的なこの光の大群を見ることができたこの地域ですが、
今では見事に整地されてしまい蛍の生息場所がありません。
残念なことですが絶滅したそうです。

10年ほど前から「ぜひ今の子供達にも見せてやりたい」
との声が上がりました。
小さな組織ですが「竹間沢蛍育成会」が発足。

こぶしの里

観賞の場所は「こぶしの里」
2000坪弱ほどの緑の傾斜地です。
川も綺麗に清掃され毎年何千匹かの蛍の幼虫を放流しています。
今年も無事孵化し、蛍の光を見ることができる予定です。

竹間沢蛍育成会

「こぶしの里」は関越所沢インターから浦和方面に向って10分ぐらいのところ
左側です。さて今年はどうなりますか。

   運気急上昇と「ホンマかいな」の額縁屋㈱アート・コアマエダ