親切のあとの増量

こんにちは。
夏の終わりの頃でした。
ゲリラ雷雨のエリアに入って大変な経験をしました。
一瞬で周りが暗くなり、滝のような雨。
そのうちに道路が川のようになりました。
小生は、足が不自由なので、杖ごと流されるのではないかと必死でした。
と、いつもの癖で少々オーバーな表現になりましたが、怖い体験でした。
今どきの雨って、一瞬で増量するから注意しなければなりません。

さて。
世の中には、見返りのないボランティアに嬉々として参加する善意の人達がいます。
経済合理性では、説明の付かない行動を真面目にする人達のことです。
対価は、無いのにあの喜びに満ちた顔や目の輝きは、いったい?

公園などで困窮者に自費で食事を配る人をテレビで見たことがあります。
また、休暇を取り、地方にまで行って地震の後始末を応援する人達がいます。

若いころ誘われたことがありましたが、「偽善」を理由に拒否。
格好をつけてきました。
今では、懸命にやっておられる姿を見かける度に心の中で頭を下げています。

ある雑誌の記事を参考に考えてみました。
思いやりの行動などをした場合、その後、気持ちがよくなるという不思議があるという。

その不思議のことですが、実際に体内で、ある現象が起きているのだそうです。
脳内に「オキシトシン」というホルモンが湧いてくるというのです。  
どうやら脳の視床下部あたりで、生産されているものらしいのですが、
親切をすればするほどに増量されるものらしい。
これは、凄いことを知った。  

この正体は、「幸せホルモン」とか、「愛情ホルモン」とかよばれていて、
免疫力を高め、自律神経の調整や、ストレスホルモンを下げる働きがあるという。 
他にも抗うつ作用があり、しかも鎮痛作用まであるそうです。
これは、凄い効能です・・・。   

ボランティアだけでなく、親しい人との交流。
ペットや子供と触れ合うことでも分泌されるそうです。
そして、好きな仕事に打ち込むことでも増量はあるらしい。





これは、弊社工房の作業場の一部です。
幸せホルモンの溢れる場所。(笑)

損得よりも「親切と感謝」の習慣。
夫婦、家族、友人、仕事仲間、お客様、仕入先様への感謝。
皆で幸せを満喫したいものです。

額装の㈱アート・コアマエダ(店主)