すごわざ

匠の凄わざ

こんにちは、
暑い毎日ですね。
お元気ですか。

怪我の件ではご心配をお掛けしました。
眼の周りに腫れが残っていますが、痛みはほぼ解消しました。
バスに乗ると小学生くらいのお子さんが、下からジッと小生の顔を見ています。
まだ残っている眼の下のアイシャドウが不気味のようです。
笑い返すと、びっくりした顔して眼をそらします。

「おどかしてごめんね・・」

へこまずに仕事に集中したいと思います。

土曜日(夜)の公共放送で「超絶 凄ワザ!」という番組があります。
難しい仕事に対して、手先の技術と職人の勘で挑戦する。
まさに「匠のスゴワザ」の番組です。
毎回、エントリーされた2社が課題に対して競うのです。
途中には汗と涙の苦労話があるものですが、
そこにも大きくスポットを当て、全国のお茶の間に公開しています。
ナレーションが少々くどい節もありますが
最後にはいつも感動してしまいます。

話は変わりますが、
新幹線の前頭部は、鳥の頭のような独特の流線型になっています。
いつも思いますが、格好いいですね。
海外からの評価も高いこの形。
どうやって造るのかな?

これは、鉄板をハンマーで叩いて人の手の力で造っているそうです。
これもビックリです。
気になったので調べてみました。
「打ち出し加工技術」というのだそうです。
山口県の資本金1000万円の会社、山下工業所。
ゼロ系新幹線の先頭部分を造るために創業したそうです。
その後のほとんどの新幹線の頭の部分に関与してきたそうです。
その他、特急電車、地下鉄、モノレール、
他にリニアモーターカーの実験車両も手がけているそうです。
他社には真似のできない素晴らしい技術を持っている会社。
それにしては資本金も小さく、不思議な気がします。
適正のスケールを守っているのでしょうね。

先の番組に出てきた素晴らしい技術の地方企業も
ほとんどが零細、もしくは中小企業。
大企業がやりたがらない仕事にも徹底して挑戦しています。
刺激になります。
手前どもは、額装の職人集団です。
この番組を観ていると、
メラメラと職人道に邁進する勇気が湧いてきます。
これからも本気で頑張ろう。

テツは、あついうちにうて・・ウ~ッ暑い! 
              
            額縁の㈱アート・コアマエダ(店主)