その理由(わけ)が、わかった。

こんにちは。先週に続きます。古民家の屋根の修理進行が、のんびりしている理由。

直接、訊ねてみたところ、完成の予定が来年のことなので・・・とのこと。

「なぁんだ」です。

すみません。

正確には、来年の3月13日までの完成予定になっていました。工期は、余裕綽々か。

それまで、この建物の見学はできません。尚、この家屋の正面玄関と中庭は反対側にあります。そちらに廻ってみました。そしたら・・・オッ!

茅の搬入

なんとこちらは、準備がガッツリと始まっていました。オッオッ! 職人さんの汗が光る。裏面しか見ていなかったので迂闊な説明でした。

御覧の様な状況です。

担ぎ込まれる茅

一面だけを見て判断するのを「アサハカ」といいます。またやってしまった「アサハカ」。

小生の人生訓と致します。(笑い)

この建物は、旧池上家の住宅として19世紀中期に建てられたものです。それを買い受けて、ここへ移築。屋根の材料の「茅」は、「ススキ、スゲ、干カヤ」などの総称だそうです。引火しやすいので、注意しなければいけません。

燃えやすいものを安易に近くに置かない。必ず毎日かたずける。新しい茅も現場近くに保管しない。毎日必要な分だけを運搬する。そんな具合に気を使って作業は、進められているそうです。

またお知らせさせていただきます。

資料館の本館は、営業をしています。こちらは現代風な建物です。因みにこの資料館では、この地域の旧石器時代、縄文時代、弥生時代の生活の跡が展示されています。さらには、奈良、平安時代のこの台地の開拓期を辿れます。内容は、大充実です。
正式名は三芳町民族資料館

駐車場もありますので、是非ご来館いただきたいと思います。今、午後の始業のチャイムが鳴っています。

今回も拙い文章を読んでいただきありがとうございました。
 
なんだかんだで地元を愛している 額縁屋の㈱アート・コアマエダ(店主)