写真家 セバスチャン・サルガド

あまりにも有名な写真家。

昨年は、東京都写真美術館で、大好評の展覧会。
私は、遂に行けませんでしたが…。

Sebastião Salgado (セバスチャン・サルガド)

昨夜、ミカンを食べながらテレビを見ていた時のこと。
チャンネルを変えていた手が止まってしまいました。チャンネルは”3″
記録写真というより絵画のような作品。
ナンビア、コンゴ等、アフリカでの38年間の記録とのことでした。
中にフツ族と、ツチ族の大虐殺も含まれていました。

貴重なシャッターチャンスだとは思うけど。
ほんの一瞬だと思うけどけど。

どうやったら写す事ができるのだろうか。

凄い。 凄すぎる。

写真専門学校生の作品を一枚ずつアドバイスをしているシーンもありました。

「心の中から被写体を尊敬しなくては、いけないよ。」
「写真の4隅は、特に意識しておかねばならないね。」

イヤーッ この言葉も凄いや。

現在、最後のライフワークとして、ジェネシス -起源- をテーマに撮影中とのことです。
これは、地球環境と人間社会の関係を再考するプロジェクトだそうです。

なるほど。

発想のスケールが違いますね。

地球は、一つの生命体である。
全てのものには人間と同じ尊厳がある。
人間は、驕ってはいけない。


いやーっ これもまた かっこいい。

彼は、1944年ブラジル生まれ。 元は、経済学者。写真家として受賞多数。
とにかく「格好いい」と思いました。

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