今風の人気額装
こんにちは。
まだ、桜は大丈夫のようです。小生は、石神井公園の桜を二度目、楽しませていただきました。
さて、前回に続いて丹下健三さんの言葉をお借りします。
建築と都市計画は、時代様式を持つことによってのみ、人間に訴えるものになる。昭和の社会なり技術的条件なりを反映させながら、しかも美的な体系を保っている美しい様式を作り出す時期に来ているといえよう。
少し難しげな文章ですが、手前どもも平成の新しい額装様式を模索しています。
「最近の額装ピックアップ」
人気額装のキーワードは、シンプル、プレーン、白。やはり飾りを取ってしまった形が多いですね。
これは、ツヤ消し白(弊社の隠語)を基調にしています。光沢は、消すように工夫をしてあります。下地は、磨きすぎないように注意しました。平型でシンプルではありますが、フレームは、やや幅広にしてあります。
作品とフレームの間隔にも余裕を持たせてあります。 小作品ですので、少しばかり大きく見えて、目線が作品に集中できるようになっています。元々素晴らしい作品ですので、全体にすっきりとまとめさせていただきました。
笹倉鉄平先生の作品です。
「最近の額装」次回も続けさせていただきます。
風に舞った桜の花びらが、ハラりと額に
額装の㈱アート・コアマエダ(店主)