なかなか始まらない作業。

おはようございます。

地元の民族資料館の敷地内にある堂々とした建物。弊社の駐車場の前にあるこの地域のシンボリック家屋。茅葺屋根のことです。

屋根の下半分あたりに緑色の苔が、世界地図状態になって広がっています。近くで見るとその一部には、極めて小さい花が咲いているようにも見えます。

苔に蒸した茅葺屋根

写真でもかなり老朽化しているのがお判りいただけると思います。

足場が組まれ、目隠しが施されました。

足場と目隠し

ところがこの状態で、止まったのです。つまり作業が中止。一週間以上になります。しかも今日は、あいにくの雨。また延びそうです。

 工事は、いつまで待てば始まるのか?

 葺き替え作業は、見ることができるのか。

 技術を指揮されるのは、何歳ぐらいの方なんだろうか。

 それと実際に作業する人達は、どんな人たち?
 
材料の調達は、・・・

と、次々に関心は膨らんでいきます。また観察の報告させていただきます。

寒くなりました。風邪には、ご用心くださいね。

 額装の㈱アート・コアマエダ(店主)











裏側のアラカルト

おはようございます。みなさま秋を満喫しておられることと思います。今は一年間で最も過ごしやすい季節のひとつですね。

お元気ですか。

銀座日動画廊の長谷川社長の著書の中で知った言葉があります。「ヴェル二サージュ(vernissage)」フランス語だそうですが「ヴェル二」はニスのことで、ニスを塗ることによって作品の完成を意味するのだそうです。画家にとってニスを塗ってしまえばもう後戻りはできません。限りなく手を加えたい気持ちを抑えてここで終了する。決断と思い切りがないと作品は完成しないことになります。画家にとって「ヴェル二サージュ」は、完成の決断という重みのある言葉でもあるようです。

ここからは、額縁のことになりますが、額装工程の完成パフォーマンスは「裏」の造作です。

基本的な「裏側」の処理は概ね次の3種です。   

  1. 完全に閉じこんで密封してしまいます。
  2. 作品の出し入れを簡単にする為に「トンボ」で、閉じます。
  3. 日本画や書道に多用されている「サシコ」を組み込みます。(写真)

刺子
サシコ


この時、大切とされていること。カビと酸化の防止に配慮しなければなりません。額縁の劣化を抑制するためにも、水分を多く含んだノリなどは、できるだけ使わないようにします。中性で良質の粘着テープが各種ありまして、今はこれが主流とされています。作品の裏にサインなどがあれば、見えるように細工もします。

これ等の裏側の処理は、額装の匠として、各自が強い「こだわり」を持っています。

油絵作品の場合には、裏が丸出しの方法もあります。安価でおしゃれと評する方もおられますが、やはり無防備は危険ですね。

実りの秋は「さんま」「栗」「柿」「銀杏」「松茸」・・・。 

さて、今年の秋の裏側は、どれからアラカルト!  

  額装の㈱アート・コアマエダ(店主)



額縁のデザイン「女性のパワー」

このところ何度も襲来した強い台風。

お元気ですか。

アメリカでは、台風に女性の名前がついているそうです。凶暴な台風なのに、なぜ女性の名前なんでしょうか?気象学者の奥さんや、ガールフレンドの愛称が使われていると聞きました。

さて、どうなんでしょう。

ところで、弊社額縁工房においても、最近の女性の活躍には目を見張るものがあります。しかも、弊社の女性は台風のように凶暴ではありません。大人しくもありませんが(笑)。それぞれ元気で明るく仕事根性があります。

受注の仕事の量には波があり、大波の時は工場内は超多忙です。そんな時も弊社の女性陣は、素晴らしい忍耐力を発揮してくれています。

さて、今日はその輝く女性陣を紹介をさせていただきます。まず、ベテラン「土元」さんの登場です。マット加工に幅広く対応していただいてます。電動ミシンも自在に操作します。彼女の仕事は、いつも完璧です。

次に、いつも真剣にプロフェショナル、金箔張り加工の「庭山」さん。彼女はいつも静かですが、仕事に対する情熱は常に沸騰しています。額装仕上げの「戎谷」さんは専門の学校を卒業し、木工の作業にも習熟。(ここだけの話、かなりの酒豪とか・・・)

みなさん、いずれも優れた「匠」です。

私的サークル活動で、額装の先生に師事して学んでいるという女性もいます。「伴侶の次に額縁を愛している」と公言。いつもニコニコの総務事務の「難波江」さん。(下の絵のモデルです)

いつもニコニコの総務事務の難波江さん

描いたのは、先ほどの「庭山」さん。特徴をうまくつかんでいますね。

事務室には、女性陣のリーダー的存在で速歩のスーパースター、経理事務の「阿部」さんがいます。営業事務には達筆で、しかも責任感の強い自転車ライダーの「後藤」さん。その助手には、高度なパソコンスキルを持つ最強の新人「馬田」さんが控えています。

男性の多い職場の中でもしっかりとした存在感。女性の精鋭部隊です。

老若男女ゴチャゴチャの職場は、個性の摩擦や化学反応が折々に起きて、それが物造りの刺激になっているように思います。

イラストは落書きのつもりだったと聞かされましたが、あまりにも可愛くコンプリートされていたので、紹介させていただきました。

これからも弊社の「女性のパワー」にご声援ださい。  

  額装の㈱アート・コアマエダ(店主)